日東物流の歴史は物流活動・物流戦略の歴史です。
当社は、大正15年9月、港湾運送、船社代理店などの業務を中心に、神戸、大阪で事業展開するため合資会社日東運輸として創業しました。昭和18年3月、川崎汽船株式会社の全額出資により株式会社として新たに発足しましてからは、神戸、大阪、東京はもとより水島、四国、名古屋と営業範囲を拡げ、地域社会の経済発展とともに歩んでまいりました。
1926(大正15年9月) | 極東海運商会と合資会社旭組の両者合併により日東運輸合資会社を創業し、神戸に本社を、大阪川口町及び築港に支店(兵庫港に出張所)を設けて、川崎汽船、東洋汽船、その他数社の汽船会社代理店として内外十数航路の集荷、荷捌業務ならびに船内荷役業、艀回漕業、その他の付帯業務を営み、阪神両港における港湾運送業界に確たる地歩を占めた。 | |
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1942(昭和17年12月) | 港湾運送事業など統制令が発せられ、一港一社に強制統合させられた結果、従業員の大半及び船舶、その他の諸施設は挙げてこれを阪神両港運会社に吸収され、会社は一旦解散した。 | |
1943(昭和18年3月) | 統制令には船舶代理店業が除外されていたので、これを営む目的の下に、川崎汽船の全額出資を得て、日東運輸株式会社を設立し、川崎汽船、東洋汽船、日之出汽船、日鉄汽船など数社の阪神地区代理店業務ならびに日本船舶統制外にあって運航中の満州海運(株)の集貨、荷捌代理店として相当の成績を確保した。 | |
1951(昭和26年11月) | 船舶曳船業務を開始。 | 水島で陸運業を始めて間もないころの車両群 |
1962(昭和37年4月) | 倉敷市水島に水島出張所を設置し、川崎製鉄水島工場の製品、資材の海陸運送ならびに水島港における船舶代理店業の営業を開始。 | |
1967(昭和42年12月) | 川崎汽船、商船三井、ジャパンライン、山下新日本汽船の北米太平洋岸向けフルコンテナ船の配船にともない、前記四船社及び三井倉庫、住友倉庫、上組の各社と共同出資により、神戸コンテナターミナル株式会社を設立、神戸港におけるフルコン船の本格的取扱いならびにこれに付随する業務に業界初の実績を確立した。 | |
1973(昭和48年3月) | 神戸港ポートアイランドL-2にポートアイランド・ターミナルを開設し、ライナーバース付荷捌上屋(面積18,000㎡、建設面積5,400㎡)の営業を開始。大阪市住吉区南港C-3バース川崎汽船フルコンテナ船専用使用にあたり、同バース施設の運営を開始。 | |
1982(昭和57年4月) | 神戸市中央区港島ポートアイランドC-12ターミナル事務所を開設、神戸港における川崎汽船コンテナターミナルの運営を開始。 | |
1992(平成4年9月) | 水島支店、玉島物流倉庫完成、営業を開始。 | 震災後第一船「せとぶりっじ」 |
1995(平成7年1月) | 阪神・淡路大震災発生。莫大な被害を被る。 | |
1997(平成9年11月) | 中京営業本部を新設し、名古屋営業所を開設。98年8月より営業を開始。 | |
1999(平成11年4月) | 21世紀を目前にひかえ、新たな総合物流業者を目指し、社名を「日東物流株式会社」に変更。 | |
2001(平成13年8月) | 本社を神戸市中央区港島(ポートアイランド)へ移転。 | |
2002(平成14年12月) | 大阪南港地区に南港物流センターNo2倉庫を開設し、営業を開始。 | |
2004(平成16年4月) | 六甲アイランドC-3ターミナルより六甲アイランドC-4ターミナルへ移転し、営業を開始。 | |
2006(平成18年11月) | 環境に関わる国際規格ISO14001を取得。 | 大阪総合物流センター |
2007(平成19年12月) | 大阪南港地区に大阪総合物流センターを開設し、営業を開始。 | |
2013(平成25年3月) | 会社創立70周年を記念して、「日東物流70年史」を出版。 | |
2015(平成27年7月) | 株式会社コクサイ港運を吸収合併。 | |
2015(平成27年12月) | 神戸税関よりAEO認定通関業者の認定取得。 | |
2018(平成30年1月) | 機工事業の拡大に伴い、建設業許可を取得。 |